2023年2月20日発売『コトノネ』45号 表紙写真・特集写真を撮影させていただきました。
特集1「行きあたり、ばっちり」
この特集の中の、鹿児島県肝属群錦江町での取材の撮影をさせていただきました。
私が今、唯一毎号楽しみに本屋へ行き、読んでいる雑誌でもあります。
特集の始まりは「声をかけたくなって、話してみると、何かがはじまりそうな気配がする。何かは、はっきりわからないけれど、わからなさが、たのしい。」
以前水俣の特集をしていて知ったコトノネ。だけど、思い返すと幼い時の記憶からずっと考えてることがあってこの世界をもっと知りたい、と毎号読むように。写真や並ぶ言葉のトーンやペースがとても好きで…正解や分かりやすさばかり求められる理不尽な今の時代、写真もわかりやすい記録や映えるものばかり流通する。その中で、わからなさを楽しむことを大事にしてくれる本の存在は、肩の力を抜いて考えることを楽しめる、数ある雑誌の中でも貴重な存在だと思います。
今回、撮影の機会をいただけたことを心から嬉しく思います。
最近は、水俣での活動に加え時間の使い方や仕事の仕方を見直すために相変わらず動き回っていますが、刺激を受けながら技術面諸々、自分の写真活動も研鑽を積んで行きたいと思います。 どの内容もおすすめしたい本なので、どうぞぜひ手にとって読んでみてください。 よろしくお願いします。
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